家を売却した際の確定申告で
特別控除が受けられる場合があることをご存知でしょうか?
税理士に依頼すれば手続きなども全てやってもらえますが、
自身で確定申告を行う場合、注意しておかないと特別控除が受けられるにも
関わらず受けなかったということも考えられます。
①所得税
家を売却した時に利益が出た場合、所得税が発生します。
例えば、6000万円で購入した一軒家と土地が6300万円で売却できた場合、
差額の300万円が所得税の対象になります。
しかし、特別控除のおかげで所得が3000万円までであれば控除の対象となるのです。
ただ、その控除を受けるためには必要条件を満たしていなければいけません。
条件は以下になります。
・所有していた人が居住していた土地・建物であること
・不動産を受け渡す相手が親族や自身の関係者でないこと
・不動産売却を行った同年に住宅ローンの控除を受けていないこと
これらの条件の他にも、様々な条件があるので注意しましょう。
②住民税
住民税も所得税と同じように売却した際に利益が出た場合、
購入時の金額との差額分が対象となります。
住民税の場合、差額の5%または9%を納めなければいけませんが、
こちらも所得税と同じ条件をクリアしていれば特別控除を受けることが出来ます。