夫婦仲が冷え込み、このほど離婚をすることになったのですが財産分与で少し揉めています。家財一式などは、ほとんど価値もなく古いものばかりなので捨てることで合意したのですが、マンションについて揉めています。

離婚でマンション売却

ペアローンで購入したマンション

というのも、うちのマンションはペアローンで購入しています。
なので、ローンは基本的に私が払っているのですが妻が連帯保証人になっています。
妻は私のことを一切信用していないので、離婚後に私がローンを払わなくなると踏んでいます。
そうした場合にローンの支払いは容赦なく妻に請求が行きます。
そうならない為にも、ローンが残ったこの家(マンション)を
どうにか処分しておきたいというのが妻の言い分です。

 

マンションを売るか残すか

マンションを売却するといってもローンが残っている場合、
ローンの残高より、マンション売却額が少ない場合、
その差額を一括で支払わなければなりません。
ローンもまだ半分以上残っているし、マンションの価格もだいぶ下がってきていたので
結構な額を一括返済しなければなりませんが、私にそのそれだけの貯蓄はありません。
概算で見積もってもらいましたが、一括で支払う額は300万円ほどでした。
貯金は100万円も残っていないのでどうしたものかと悩んでいますが、
妻は頑としてマンションを売却しろと言ってきます。
私はあげるからといっても、こんなマンションいらないといって聞きません。

こちら側としても譲歩して、マンションに住みたくないなら住まないでいいから
このマンションを賃貸にして、その家賃収入を全額あげるよといっても
全く聞く耳を持ってくれません。

女って奴は一度疑うと、どんなに好条件を与えてあげても
全く聞く耳をもってくれませんね。

消費者金融からお金を借りることにしました。
聞く耳を持ってくれない妻を説得することは諦めて、マンションを売却することにしました。

 

マンション売却の流れ

査定

まずは、マンションの査定額を知る為に一括査定に申込ました。
6社ほどから査定の見積もりが来たのですが、その中から一番高いところと契約を結びました。
6社全部と一般媒介契約で競わせてもよかったのですが、一般媒介契約の場合
不動産屋があまり力を入れて広告を出してくれないと聞いたので
一番高い査定を出してくれたところと、専属選任媒介契約を結びました。
一番高いところと、低いところでは150万円程査定額に差がありました。

ハウスクリーニング

専属選任媒介契約を結んだのでマンションの売込みや手続きなどは
全て不動産屋に任せていたので私のほうでは特にやることもなく待ちの姿勢でした。
出来るだけ内見の方に、良い印象を与えるため綺麗に掃除したくらいです。
この時点で、妻は実家に帰っていました。
少しくらい手伝えよ(心の声)

マンション売却

3組ほどの内見をしてもらいましたが、こちらの希望額で即決してくれるという
老夫婦に売却することにしました。

ここで冒頭にも記載した問題が発生します。
老夫婦へのマンション売却が約2500万円でした。
そこから仲介手数料やら印紙代やらを差し引くと2400万円ほど手元に残ります。
ローンの残高が2700万円超で300万円ほど足が出てしまいます。
貯金が80万円あったので220万円を一括で支払わなければなりません。

親に泣きつきましたが親が出せるのは150万まででした。
残り70万円を1週間以内に用意しなければならない状態です。
なくなくカードローンから50万円借りました。
新規の借り入れだったので、私の与信ではそれが限界みたいでした。
残りの20万円はクレジットカードのキャッシング枠でなんとかしました。
これでなんとかマンション売却をすることが出来て、妻とも離婚することができました。

最後に

妻との結婚生活は5年ほどです。
たった5年の間に、家を買って、家を売って、220万円という借金を作ることになりました。
残ったものは何もありません。
この教訓を活かして結婚は慎重にしようと思います。