家を高く売る5つのコツ
その一、より多くの不動産会社で査定をする!
その二、長期戦を覚悟しておく!
その三、できるだけ沢山の情報を収集する!
その四、近隣物件の相場をチェックする!
その五、家を徹底的に綺麗にする!
その一、より多くの不動産会社で査定をする!
現在、無料で利用出来るwebサービスの中に不動産査定一括サイトがあります。
サイトにもよりますが、全国1000社以上の不動産会社の中から最大で5~6社ほど
一括無料査定を依頼することのできる便利なwebサービスです。
一括査定を依頼することによって、
自分のマンションが一体いくらで売ることができるのか
相場をチェックすることができるようになるのでより良い条件、
より高くマンションを売却することができるのです。
マンションだけではなく一戸建てや土地などにも活用できるのですが、
入力も簡単でわずか1分程度で査定依頼ができるため忙しい人にもお勧めです。
一括査定を依頼する理由
不動産会社によっては得意・不得意な物件があるということ、
売り出す価格も不動産会社によって違うこと、
売却を依頼する担当者との相性もチェックできるからです。通常1件1件不動産屋をまわって上記の事を確認するのですが、
一括査定の場合、1分足らずの入力作業で全て行えてしまいます。
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その二、長期戦になるかもしれないことを覚悟しておく!
家の売却を検討している方は、高く・早く売ってしまいたいと思うかもしれません。
ですが、早く売るためには価格をかなり下げなければなりません。家を高く売りたいと思っているのであれば、長期戦を覚悟しておくと良いですね。
その三、できるだけ沢山の情報を収集する!
全て不動産会社に丸投げ~でも良いのですが、家を売却する際に損をしないためにも最低限の知識は入れておくようにしましょう。
最低限の知識というのは、マンションを売却する際に発生する諸費用(不動産会社に支払う手数料なども含めて)、家や土地を売却する流れ・マンションを売却した時に発生する税金のことなどです。
また、似たようで性質が異なる
・専属専任媒介契約
・専任媒介契約
・一般媒介契約
など契約についても調べておくのもお勧めです。
【関連ページ:一般媒介契約とは : 専任媒介契約とは : 専属専任媒介契約とは】
その四、近隣物件の相場をチェックする!
売りたいと思っているマンションの近隣物件の相場(中古・新築・土地など)の金額はインターネットを使えば簡単に調べることができます。
中古マンションは新築物件よりも高く売れるということはほとんどないので、新築物件の価格もチェックしておくと売りたいマンションの相場が分かりやすくなります。
一括査定でも近隣相場を知ることが出来る!
一括査定とは自分の家の査定だけを知る為に使用している人が多いのですが実は近隣の相場も一緒に知ることができます。
一括査定をする時、大抵の場合備考欄がありその備考欄に「自分の物件と似た物件の相場を知りたい」と記載すれば大抵の不動産屋は教えてくれます。
その五、家を徹底的に綺麗にする!
少しでも高く売るためには、綺麗な状態であることが必須です。
女性は水回りを気にする!
女性は水周りを厳しくチェックする傾向にあるため水周り(お風呂場・トイレ・キッチン・換気扇・ガスコンロ)はピカピカにしておきましょう。
水周りが汚いと、購入者はリフォームを検討する為、結果として購入した金額よりも高くついてしまうことを嫌がります。
家の購入にあたり女性の意見というのは特に重要視されます。
一番手っ取り早いのがリフォームなのですが、リフォームをしたぶん上乗せをした金額で必ず売れるという保証もないので、ハウスクリーニングなど簡単で良いので徹底的に綺麗にしてから内覧に来てもらうようにすると良いですね。
また、わざわざハウスクリーニングを入れなくても自分で綺麗にすることもできます。内覧前は大掃除、が高く売るための鉄板です!
【関連ページ:家を売却する時にどこまでハウスクリーニングするのか?】
家を売る時の流れ
2.家売却前に準備するもの
3.不動産屋と契約を結ぶ
4.家販売を開始
5.家購入希望者の内覧
6.売買契約を結ぶ
7.不動産を引き渡す
自分の家と近隣の家の相場を知る
家を少しでも高く売るためのコツとして近隣の家の相場を知っておく必要があります。
この近隣の相場はインターネットの不動産サイトで簡単に調べることができます。
また、地域名+相場でも検索できるのでマンションの売却を検討している方は早めに調べておくとおおよその価格も知ることができるため、今後のマネープランも立てやすくなります。
ただ、インターネットで調べた近隣の相場は実際に売りたい家ではないのでこちらは実際に査定に来てもらったほうが確実な価格が分かります。
大体いくらで販売できるのかを知るためだったらインターネットを利用するとかなりラクなので是非利用してみてはいかがでしょうか。
又は一括査定を使って簡単に知ることもできます。
【>>家を売る(マンション売却)時の相場を簡単に知る方法】
家売却前に準備するもの
売却時に必要なものは大きく分けて3種類。
売主・建物・権利に関するものです。
身分証明書
売却する物件が共有名義の場合は共有者全員の物が必要になります
住民票
現住所と登記上の住所が異なる場合に必要です。発行から三ヶ月以内のもの
印鑑証明書
発行から三ヶ月以内のもの
実印
印鑑証明とセットです。
固定資産税納税通知書、固定資産税評価証明書
納税額の確認のための書類です。最新のものを用意します
登記済権利書または、登記識別情報
通称”権利書”と呼ばれている書類のこと。売却する物件が平成17年以降に取得した場合登記済権利書のかわりに、登記識別情報が法務局から発行されます
家の管理規約、マンション維持費等に関する書類、使用細則などの書類
マンションは管理費などランニングコストも発生します。できれば売買契約前に提示するのが望ましいので早めに用意しておきましょう
アスベスト使用調査報告書、耐震診断報告書
絶対に必要な書類ではありませんが、後々のトラブル回避の為にもできるだけ用意しておくと買主も安心です
その他にもあったら便利なもの
・住宅性能評価書
・地盤調査報告書
・既存住宅性能評価書
・マンション購入時のパンフレット
・マンション購入時の契約書
・重要事項説明書
などがあれば用意しておくと住宅に関するさまざまな情報を買主は知ることができるので安心材料にもなり、物件選択もしやすくなるので親切だと思います。
不動産屋と契約を結ぶ
売却する家の相場をチェックし、不動産会社を探して実際に家の査定に来てもらって「ココの不動産屋にしよう!」と決まれば今度は不動産屋と契約を結ぶことになります。
不動産屋と契約を結ぶことを、媒介契約を結ぶといいます。
これは、不動産会社へ売買の仲介をお願いしますと正式に依頼するときに契約するものです。
不動産屋と契約を結ぶときに、媒介形態3つの中から自分で一番都合の良い媒介形態を選ぶことができます。
この媒介形態はそれぞれタイプが異なるので、事前によく調べておくと実際に不動産屋と契約を結ぶときにスムーズになりますよ。
【関連ページ:一般媒介契約とは : 専任媒介契約とは : 専属専任媒介契約とは】
専属専任媒介契約がおすすめ
一般媒介契約ですと、複数の不動産屋と契約を結ぶ為、買主をそれだけ多く探せそうなイメージがありますが、一般媒介契約の場合、よその不動産屋が買主を探してしまったらそれまでかけた広告費などが全て赤字になるので、どこの不動産屋も積極的に販促活動をしてくれません。
例えば
A社、B社、C社と一般媒介契約を結んだとします。
A社、B社は雑誌などに不動産情報を広告費をかけて一生懸命かけて売り込みましたが
C社がたまたま抱えていた顧客が購入してしまいました。
この場合、A社、B社のかけた広告費が全て赤字になってしまいます。こういった理由から一般媒介契約を結んだ不動産屋は
積極的に販促活動を行わない為、結局家が売れないという事が多々あります。家を売る場合専属専任媒介契約がいいと言われるのはこの為です。
家(マンション)販売を開始
不動産屋と媒介契約を結んだら家を販売していきます。
家を売り出す価格は、今後の販売活動に影響するので、不動産会社の査定額と自分の希望額、周辺の相場、売り出したシーズンや市場の動向などを考慮して売り出します。
この販売活動は不動産にお任せしましょう。
家(マンション)購入希望者の内覧
内覧の希望が入ったら、第一印象が大切です。
マンションを売ってやる、という態度ではなく買ってくれる、という接客態度で接すると印象も良くなりますよ。
内覧時でもっとも大切なのは部屋の状況
とくに、女性はキッチンやトイレ、お風呂場などの水周りを
厳しくチェックする傾向にある為、ここがひどく汚れていたり
生活観丸出しだと印象もあまりよくありません。リフォームをするのはさすがに大げさなので、内覧前にはハウスクリーニングなどを入れて水周りなどを綺麗な状態にしておくと印象も良く、水周りが綺麗だとお部屋の雰囲気も明るく見えるのでこのハウスクリーニングはかなりお勧めです。
売買契約を結ぶ
売主・買主による売買条件が合致したら、今度はいよいよ売買契約を結ぶことになります。
この売買契約は、一般的に物件価格のおよそ1割~2割ほどの手付金を受け取ります。また、必要書類は全て事前に用意しておくようにしましょう。
家(マンション)を引き渡す
売買契約を結んだ後はいよいよ不動産の引渡しになります。
不動産引渡しの手続きでは、売買代金を受け取る他に司法書士による登記申請を行います。
この登記では、抵当権抹消や所有権の移転を行います。引き渡すときに、トラブル回避の為にもしっかりと現地立会いを行います。また、引渡し後の税務申告も忘れずに。
【関連ページ:家を売る時の確定申告】