住宅ローンを借り換えるメリットとデメリット
住宅ローンを自分に有利なものに変更することで
ローン費用を浮かすことが出来ることをご存知でしょうか?
うまくいくと数百万円もの費用を浮かすことも可能です。
これは、今の住宅ローンよりも低金利のものを選択することで
月々の返済額を減らせるからです。
また、借り換えを行うことで総返済額を減らすことも出来ます。
総返済額は元金と利息の合計なので、
利息を減らせれば総返済額も減額となります。
しかし、注意点として、借り換えの手続きや保証料金として
支払わなくてはいけないものを含めると総返済額はそんなに減らない場合があります。
他にも住宅ローンを借り換えることによって
金利タイプを見直すことが出来ます
金利を見直した場合のメリット
金利には固定金利と変動金利という2つの金利タイプがありますが、
今の自分と今後の自分のことを考えて金利のタイプを見直すことが出来るのです。
例えば今までずっと変動金利タイプを利用していて、
金利が上がる可能性があった場合、
総返済額がその分増えてしまい負担が大きくなってしまいます。
しかし、借り換えで固定金利を見直し、
変更することによって金利が上がってしまっても負担が増えることはありません。
金利を見直した場合のデメリット
一方、借り換えによってデメリットが生じてしまうこともあります。
まず、借り換えを行うにあたって、新しい金融機関の住宅ローンを契約する時に
手続きなどの費用として数十万円程の費用が必要になってしまいます。
そのため経済的に余裕が無いと借り換えもなかなか難しいでしょう。
また、借り換えは、今現在使っている住宅ローンの金融機関への手続きと、
新しい金融機関の住宅ローンを契約するための手続きがあるため、
時間や手間もかかってきます。
様々なことに考慮した上で、住宅ローンの借り換えをどうするのか考えてみましょう。
借り換え手続きの手順
実際に借り換えを行う場合、このような手順で進行していきます。
①借り換え先の金融機関を決める
②金融機関に申込み、審査を受ける
③現在住宅ローンを借り入れている金融機関に完済を申し出る
④借り換え先の金融機関にて申込みを完了させ金消契約を行う
⑤融資を実行し、現在の住宅ローンを完済させる
大まかな流れはこのように進んでいきます。
借り換えには時間も手間も掛かってきますが、
上手く行けば返済費用を大幅に減らすことが出来ます。
借り換えのメリットやデメリット、自分の収入状況などを考慮し、
一度住宅ローンについて検討してみてはいかがでしょうか。
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